2020/12/11 11:12

ヨハク木工舎のうつわは、すべて日本の木を使っています。




日本の木を使うのにはいくつか理由があります。最近よく耳にするSDGsの考え方を取り入れながら説明していきたいと思います。

まず、SDGsについて馴染みのない方もいらっしゃると思うので、簡単におさらいしておきます。


持続可能な開発目標(SDGs)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。 SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。


出展:外務省


小難しいことが書いてありますが、「地球に負担をかけず、何処かの誰かに無理をさせずに、みんながより良い暮らしを持続していくための目標」だと個人的に解釈しています。


SDGsの17のゴールの中に、


「13.気候変動に具体的な対策を」「14.海の豊かさを守ろう」「15.陸の豊かさも守ろう」




という3つのゴールがあります。日本の木を使うことで、この3つのゴールを現実的なものにできるのではないかと考えています。


もし、海外の木材を使うとしたら、13~15のゴールにどのような影響を及ぼすでしょうか。


例えば、人気の高いマホガニーは中南米原産ですし、チークは東南アジア原産です。どちらの地域も過剰な森林伐採により生態系の崩壊が起きている、というのは社会の教科書でも習った記憶があると思います。このままの勢いでそれらの地域の木材を伐採・使用していたら、いつかは枯渇してしまいます。その地に暮らす生物も絶滅するかもしれません。森がなくなることで川の栄養分も減り、その先にある海の魚も減ってしまうかもしれません。それではとても持続可能な社会とは言えません。「14.海の豊かさを守ろう」「15.陸の豊かさも守ろう」は難しいものになってしまうでしょう。


森のCO2吸収はもちろん、海の生物も、炭素を取り込んで蓄えて海の中に閉じ込める働きを持っているので、大きく森や海の環境が変化してしまえば、気候変動にも影響があると考えられています。


幸いにも日本は世界的にもみても森林率の高い国であり、毎年森林蓄積量が増加しています。替えの効かないもの仕方ないですが、国内に豊富にあるものをわざわざ森林破壊が進む地域から輸入してくることはないと思います。日本はそれだけの資源を持っているのですから。


ヨハク木工舎では、日本の木の有効活用を通じて、持続可能な社会の実現に向けて真剣に取り組んでいきたいと考えています。


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